「鬼怒川温泉」と「東武ワールドスクエア」に行ってきましたの話

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朝です。
夜はかなり降っていたけど
止んでくもっていた。
 
窓から外を撮影する。
部屋は2階なんだけど、ちょうど
目の高さまで木々が生えている。
 
ベランダはなかったので
外には出られなかった。
というか、窓の外は虫だらけだった。
都会暮らしに慣れてしまった
せいかな・・・虫がきつい。
 
 
3日目はどこへ行くか
まだ決めてなかった。
予定では、川下り、
龍王峡ハイキング
菓子の城、の3ルート。
 
晴れていたので、
川下りにすることにした。
昨日ロビーで見つけた
「川下り200円引き券」を
見ながら電話予約をした。
朝からお風呂に入って、
ゆっくりしてから出発した。








駅のコインロッカーに荷物を預け「鬼怒川ライン下り」に向かう。
大人1人2500円。
ブルジョア。
 
余裕を持って出たはずが出発5分前についた。
遅れるかと思って、また走ってしまった。
温泉に入ったばかりなのに、また無駄な汗をかいてしまった。
ひとつの船に30人くらい乗れるようだ。
1度に6隻くらいの船が出るので、1ターン180人くらいか。
朝10時から満席なんて、こんなに集まるなんてどうかしてるよ・・・
もっとインドア派でいたい。
 
曇りだけど、とても日差しが強かった。
帽子を持っていって良かった。
昨日のワールドスクエアでは帽子をロッカーに置いていってしまってえらい目にあった。
帽子の力は偉大だ。
今まで全然気にしてなかった。
帽子はえらい。
チケットを渡し、船に乗り込む。
40分間の川下りの出発だ。
二人の船頭さんが太い腕でオールをこぎながら盛り上げてくれる。
 
4月〜11月は川下りをやって、冬の間は山でスキー場をやっているそうだ。
一年中働いているのか・・・えらいなぁ。
えらいで、ほんま。
水面にもやがかかっている。
フワーッと船とすれ違う。
「この辺りは温泉が流れ込んでいるので湯気が出ています。嘘です。」
との事。
そうか、温泉が流れ込む川は無いんだね、良かった・・・
こんな感じでゴツゴツした岩場を抜け、
急な流れを下っていく。
最も激しい濡れ場は序盤にあるそうだ。
あとは風景を眺めながら
のんびり下っていく。
 
船頭さんから、
橋から川下りを見ている人たちに
手を振ってあげるよう頼まれる。
「客になるからな!」との事。
 
それはあるなぁ。
川下りはやるつもり無かったんだけど
ここに来てから決めたからなぁ。
流されやすいなぁ。
 
 
途中、何度か釣り人とすれ違った。
手をふるとニコニコと振り返してくれたが
「さっさと行ってくれよ」みたいな顔してた。
そりゃそうだ。
初日に通った吊橋、大瀞橋の下をくぐる。
ここで川下りは終了。
 
船着場から道路に上がると、道の駅が広がっていてお店が出ていた。
とても暑かったので、えらくまた繁盛していた。
冷たいラムネと、焼きもち(みそ味)を買って食べた。
 
ここから川下り客専用の無料送迎バスに乗り、鬼怒川温泉駅に戻る。








鬼怒川温泉駅そばのレストランで
「湯葉そば」と「栃木牛カツカレー」を食べる。
おいしかった。
それ以上に水がうまかった。
 
このあたりは湯葉が有名なんだね。
結局、乾燥湯葉を買った。
 
 
駅から循環バスに乗り、「お猿の学校」で下車、「お菓子の城」に到着。
公式サイトにはバス「日光猿軍団前」で下車って書いてあったけど
実際は「お猿の学校」だった。
どっちだ。
こういう微妙な違いは、田舎では即、死に繋がるからカンベンしてほしい。
 
ここはお菓子を作る工場と、お土産屋が隣接している施設だ。
お菓子はバラ売りでも買えるので、面白そうなので見に来てみた。
今日は工場はやってなかったみたい。
 
暑かったのでアイスシュークリームを買って外で食べていたら
大きなバスが止まり、何かのツアー客らしきおばさんの群れがゾロゾロと降りてきた。
5分くらいすると、両手にかかえるくらいお菓子の袋をかかえたおばさんたちが戻ってきた。
さらにボーッとしてると次のバスが来て、似たような客層を吐き出した。
結局3台来た。
そういう場所なんだ、ここは。








龍王峡ハイキング」をしようと電車で移動。
 
通常、「龍王峡駅→川治温泉駅→川治湯元駅」の3時間半のハイキングコースなんだけど
ずっと上りらしいので、逆に行けば楽なのでは?ということで
「川治温泉駅→龍王峡駅」というコースにした。
 
川治温泉駅周辺にはもちろん何もなかった。
これまた山に囲まれてのどかな雰囲気だった。
ここで暮らすことになったら何をすればいいんだ・・・
駅から道路を挟んだ場所にある
狭い路地を抜け、小綱ダムを通る。
 
上の通路を通るとなかなかの高さ。
激しく水が流れていて真上から見るとすごい迫力だ。
こんな巨大な施設なのに、
周りに誰もいないから非常に不気味だ。
 
エロゲの背景にもってこいだなと
思って写真を撮りまくった。
作らないけど。
なーんもない道を歩く。
 
本当に何もない。
ただ山に囲まれたまま緑が広がるだけだ。
所々に民家がポツンと建っていて、あとは畑があったりなかったり。
高い橋から川を見下ろしながら先に進む。
 
 
しばらく行くと「クマ注意」の看板があった。
「音の鳴るものを持っていってください」と書かれている。
クマが目撃されているらしい。
 
後から調べてわかったけど、龍王峡ハイキングの入り口には何も注意がなく、
ある程度山の中に入って、引き返せない辺りで「クマ注意」の看板があるらしい。
「入り口に置いとけよ!」と怒っているブログをいくつか見かけた。
 
ゴール付近からスタートに向かう予定だったので、この看板の存在に気付けた。
これ、本当にわかってて設置してるんじゃないのかな。
鬼怒川温泉観光協会のサイトのどこにも「クマ出ます」みたいな事書いてなかったし。
 
 
と思ってたらサルが出た。
サルがいるならクマはいないなぁと思った。
親子で電線にぶらさがったり、遠くの方で道を横切ったりしているのを見かけた。
すぐそばの民家の人は大丈夫なんだろうか。
 
結局、雨が振ってきたので、山中で雨宿りできそうにないので引き返した。







鬼怒川温泉駅に到着。
雨が強くなってきた。
帰りの特急券を購入し、時間まで足湯に入る。
 
東武特急スペーシアを撮影。
行きと同じく、帰りも乗る。
新しい車体なのか、イスが立派だった。
 
特急だと2時間。
鈍行だと2時間半〜3時間かかる。
時間の差はどうでもいいけど、鈍行の狭い4人席で
他の人と相席になってしまうと荷物が置けないので特急にした。
 
晩御飯を買いに、駅から徒歩10分くらいのセブンイレブンでおにぎりを購入。
1個100円セールだったので、普段食べないのに買ってしまった。
特急内でおにぎりを食べる。
 
やけに店内でオススメしていた「レモン牛乳」も購入。
栃木県の宇都宮市で以前販売していたものが復活したらしい。
半端にすっぱくてまずかった。
 
「昔なつかし」っていう響きで、まずいのに買ってしまうものあるよね。
「アンバサ」はうまいけどさ。
 
浅草に到着。
今回の旅行はこれで終わり。
少し雨には振られたけど、一日の大半は晴れていて問題なかった。
キャスター付きのバッグを持っていったけど使い勝手がわかってよかった。
1人用のバッグに2人分の荷物を詰め込むのは無理だってこともわかった。
 
楽しかったよ。
でも、歩きが多くて疲れたなぁ。




以上です。




鬼怒川温泉、川治温泉を巡ったわけだけど
なかなかレベルの高い町並みだった。
 
川治温泉駅から徒歩5分。
 
これは打ち捨てられたガソリンスタンド。
あまりボロクないのでそんなに古くなさそう。
まだまだ探せば使えるものがありそうだ。
 
 
このあたりはこういう感じの建物が並んでいた。
川治温泉駅から徒歩5分。
 
「君、今日から3階勤務ね」とか言われたら困る。
 
3階への直通はしごは錆びでボロボロだ。
建物自体は生き物の気配があったので使われているようだけど。
 
 
このあたりはこういう感じの建物も多かった。
普段は閉めていて、シーズンになると開けているお店。
ただ、これは直した方がいいよ。
川治温泉駅から徒歩5分。
 
「日光交通KK 川治営業所」
いい感じに壊れている。
「日」が半分壊れた上に外れかけている。
これはポイント高い。
完全に1、2文字くらい落ちていると
さらに良いね。
 
「日光交通 川治営業所」
でググったけど見付からない。
日光交通には鬼怒川営業所しか
ないのか・・・
川治温泉駅から徒歩20分。
 
コロッケを食べた肉屋に
「不思議な石 はまぐりの石」があった。
「心をこめてなでると運勢があがります」
と書かれている。
 
怪しい雰囲気。
詰まれた小銭。
結局名前はどっちなんだ
電車から撮影。
 
鬼怒川温泉駅と鬼怒川公園駅の路線間は
廃墟のメッカだ。
半分くらいが錆びとゴミの山だ。
あとの半分は営業しているのかしていないのか
元からわからない状態だ。
 
建物には「○○ホテル」と書かれた看板が
残っているので調べたらどういう状態か
わかるかもしれない。
 
「かっぱ風呂」が「かっは風呂」に
なっていたのも好印象。
鬼怒川温泉駅から北に徒歩5分。
 
中身が全部落ちた「トケイ ユビワ」は
なかなかの味が出ている。
残念なのは隣の建物が非常に綺麗なこと。
 
錆びて開かなくなったシャッターも
旅人を拒む雰囲気が出ていて良いですね。
鬼怒川温泉駅から北に徒歩5分。
 
くたびれたバス停。
見た目はボロイが、屋根はしっかりと
残っているので雨は防げそうだ。
透明のカベも役割は果たしている。
割と使い勝手は良さそう。
隣にお地蔵さんでもいれば町の人気者だ。
 
バス停の標識自体は綺麗だ。
これは新しく設置されたものだろうか。
鬼怒川温泉駅から北に徒歩20分。
 
いい感じに叩っ壊れた民家。
隣接した家屋もミトコンドリアに侵食されつつある。
よく「エコガーデン」とか言って
「緑を壁に這わせよう」って聞くけど
実際やるとえらいことになるよね。
 
ちなみに、この手前の駐車場は
奥に行くほど上りになっているわけで、
右の家がかなり傾いているわけじゃない。
よく見たらすごい不安な角度だ。
川治温泉駅前の広場。
 
小さな川と水車が旅人を迎える。
でもよく見たら謎のオブジェが。
「かわじ うえるかむ」と書かれている。
どこにも「ピカチュー!」と
書かれていないのでセーフ!




 
 で、最後に「東武ワールドスクエアクーポン」の紹介です。
 紹介しても謝礼はありません。
 ちなみに、出発駅が浅草駅の場合、クーポンは4800円です。
 
 クーポンに含まれているものは以下の通り。
 後ろの数字は、普通に買った時の値段です。
 
 
 1.電車 出発駅〜下今市間 乗車券 (往復)\1320×2
 2.電車 フリー区間乗車券 (何度でも)\300×?
 3.バス フリー区間乗車券 (何度でも)\400×?
 4.東武ワールドスクウェア 入園引換券\2500
 5.鬼怒川温泉地区日帰り入浴引換券 \500〜1000
 
 
 往復乗車券と入園券だけで、すでに5140円分!
 まぁ、お得!!
 鬼怒川温泉駅の前後の電車と、周辺の循環バスがタダな上に、何度でも乗れちゃう!
 しかも、日帰り入浴券まで!?
 これはワールドスクエアじゃなく、日光江戸村に行く時に使ってもいいね!!
 
 こういったクーポンは劇的に安かったりするから、しっかり調べて購入したいね。
 
 
 こんな感じの旅行はたまに行くんだけど、日記を書くのがめんどいので特に記してない。
 現地の出会い以外に驚きや発見があるんだから、そういうものも紹介できたらいいね。
 無駄に年とってるし。
 
 おわりです。
 



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