MOTHER3 全セリフ集
(第八章 なにもかも なにもかも)
えいえんのいのち


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+ エンパイアポーキービル 地下 +



フリント ◆リュカ。
 
◆リュカ。
 どうしても きになることがあるんだ。
◆おれだけを すこし さきに
 いかせてくれないか。
  ↓
はい_
 ↓
いいえ
◆りゆうは きかないで
 はいと へんじしてくれ。
 
◆ありがとう。
 りゆうは きかないでくれ。
◆もどってくるのが おそいとかんじたら
 そのまま すすんでくれていい。
 
◇とびらが しまっている。
 エレベーターも こわれている。
 
クマトラ ◆いくのか?
 

◇みおぼえのある ドアノブだ。
◇うっかり おとしてしまった。
 
カエル ◆ぴょん。
 ごようですね?


◇リュカは
 ハコを あけた。
◇ハコのなかみは なんと
 おんせんだった!
◇おんせんで ゆっくりしたので
 リュカたちは
 いきかえったようになった。




+ いちばんふかいところ +




 
 
フリント ◆あの あのかめんのおとこは
 ・・・クラウスだった。
◆リュカ・・・
 おまえの にいさんの
 クラウスだったよ。
◆なぜ ポーキーとやらに
 したがっているのかは わからんが
 おれは ちちおやとして
 とうとう
 まいごにさせていた
 じぶんの
 かわいい むすこを
 みつけたよ。
◆リュカ。
 よろこんでくれるな。
 とうとう にいさんを
 みつけたぞ。
 
◆さいごの ハリは・・・
 リュカ・・・
◆おまえが ぬくんだぞ。
◆すぐに おいかける・・・。
◆おれに かまわず
 すぐにでも ハリのばしょに
 いそいでくれ!
 
◆おれの ケガは だいじょうぶだ。
 いや
 クラウスが やったんじゃない。
◆クラウスのなかに しくまれた
 ポーキーと たたかったのだ。
 
◆しつこいな。
 おれの あたまのことだろう?
 そうだよ。
◆「スキンヘッド」だったんだ。
 
◆「スキンヘッド」というのは
 ちょっと
 かっこつけた いいかただって?!
◆いつから おまえは
 そんな イヤミなにんげんに
 なったんだ?
◆こんな かいわをしているのは
 いいことじゃない・・・。
◆いいかげんにしろ!




+ 最後の針の前 +


ポーキー
◆スト スト スト スト
 ストッピだよ〜〜ん。
◆ゴホンゴホンゴホンゴホン。
◆もう ほんとうに
 あそんでるばあいじゃないんだ。
◆ここから さきには
 いかせたくないな。
◆ハリのことなら しんぱいするな。
 ぼくの かわいい ばけものが
 いま ハリのばしょに むかっている。
◆ゼイ ゼイ ハー ハー。
◆・・・え?
 クラウスって なまえだったのか?
 あの ばけものは
◆クラウスなんて なまえが
 ついていたのかい?!
◆まるで にんげんみたいな なまえだな。
◆でも いまは ぼくのロボット。
 いのちの かけらも ありゃしない。
◆なんでも いうことをきく
 ポーキーさまの どれいロボットだ!
◆ぼくの いしだけで うごく。
 ぼくの ぶんしん。
◆おまえたちのことなんか
 しらないってさ!
◆ゴホンゴホン。
 
ポーキーに
ゆくてを ふさがれた!
 

 
ポーキーは
・・・なにをしたのか?!
 
ポーキーが
なにやら はきだした!
 
ポーキーが なにかした!
 
◆おしえてやろう
◆いくらこうげきされても
 ぼくは しなないんだよ。
◆たおれることまでは あっても
 ぼくは しなない。
◆しらなかったろう?
 
◆ぼくは なんどもなんども
 じかんと くうかんを
 ひっこししてきたから
 ふつうの にんげんのように
 ふつうに としをとることができなかった。
◆もしかしたら
 1000さい かもしれないし
 10000さい なのかもしれない。
◆あたまのなかは
 こどものときの ままなのにね!
◆おかしいかい?
◆おかしいよね。
◆わらうのか。
 ゴホン ゴホン。
◆ぼくを わらうのか!
 
◆もし ドラゴンが めざめたら
 すべてが はかいされつくして
 あらゆる いきものが
 すべて きえてしまうかもしれない。
◆それでも
 あはは あは
 あははははは あははははは
◆ゴホゴホ ゴホ。
◆ぼくは いきているんだ。
◆ひろいひろい せかいに
 ぼくと ドラゴンだけが いきている!
◆そんなことも かくごのうえさ。
 あはは あはははははは!
◆ゴホンゴホン ゼイ ゼイ。
◆ぼくは えいえんのいのちとして
 せかいが おわるまでを
 みとどけて やる。
◆ぼくを すきにならないやつらが
 みんな きえたあとの せかいが
 おわるまで。
 
◆ぼくの あそびに
 こんなに さいごまで
 つきあってくれて ありがとう。
◆あんがい ぼくって
 いいやつだろう?
 あは あは。
 
◆ぼくは しなない。
◆ぼくは しなないし
 だれにも まけることはないけれど
 ぼくの マシンの エネルギーが
 いったん きれてしまったようだ。
◆あはっ。
◆リュカ。
◆きみたちが
 かったわけじゃないよ。
◆いったん ぼくは
 この「ぜったいあんぜんカプセル」に
 ひなんする。
◆このなかに はいったら
 あらゆる こうげきはきかない。
◆「ぜったい」ってことは
 「ぜったい」に ありませんねーっと
 おもっていたかもしれないけど
 ここに あるんだ。
◆さぁ これが
 アンドーナッツはかせと どせいさんを
 だましてつくらせた
 「ぜったいあんぜんカプセル」だ!
 だ!だ!だ!
 なのだ!
 ゴホンゴホン。
 

 
ポーキーは
「ぜったいあんぜんカプセル」に
とじこもった。
 
「ぜったいあんぜんカプセル」からは
なにもしてこない。
 
「ぜったいあんぜんカプセル」のなかの
ポーキーは あっかんべーをしている。
 
「ぜったいあんぜんカプセル」に
ポーキーが とじこもったことによって
ひつぜんてきに せんとうは おわった。
 
 
アンドーナッツはかせ
◆ああ あーーあ。
◆いくらポーキーくんが わるいやつでも
 こりゃぁ きのどくなことになった。
◆たしかに わたしと どせいさんが
 ちからをあわせて かいはつした
 「ぜったいあんぜんカプセル」は・・・
◆あらゆる きけんから
 みをまもることができる。
◆ぜったい あんぜんな カプセル
 なのだが
◆いちどはいったら もう
 はいることも
 でることも できない・・・
 のだ。
◆「ぜったいあんぜんカプセル」は
 その そとにいるものにとっても
 ぜったいに あんぜんなのだよ。
◆いちおう ポーキーくんには
 まだ つかっちゃいかんと
 ちいさいこえでは
 いっておいたのだが・・・。
◆もう このカプセルのなかで
 ぜったいあんぜんに
 えいえんの いのちを
 いきつづけるしかないな。
◆あるいみ それは
 かれの のぞみだったのかも
 ・・・しれない。
◆どうだろう。
 わたしの いってることは
 まちがっているかな?
  ↓
はい
◆まちがってる とな?
 そんなこと キミにいわれても
 いまさら なー・・・。
 
いいえ
◆まちがってない と。
 そうかなぁ。
 まちがってるような きもするなー。
 
◆ちょっと ころがしてみる?
 いやいや
 ぜったいあんぜん だからさ。
◆コロコロ・・・。
◆あ そーれ コロコロ〜っ。
 
◇「ぜったいあんぜんカプセル」のなかの
 ポーキーは あっかんべーをしている。




+ 最後の温泉 +



カエル
◆ぴょん。
 ごようですね?
 
◆わたくしが さいごのカエルとなります。
◆いままで ながいようで みじかいあいだ
 おひきたてくださいまして
 ありがとうございました。
◆カエルいちどうに なりかわりまして
 おんれい もうしあげます。
◆ぴょん。
 ホロリ。
 
あずかりやのおじさん ◆こちらはー ぜんいのー
 あずーかりじょでー ございーますー。
◆あたしも こんなところまで
 きちまって・・・。
◆さて ごようじは なんでしょうか?
 
◆あたしらは さいごまで
 あんたたちの みかただよ。




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