ピンキーストリート改造
「月華の剣士の一条あかりを作る場合」の巻・その1
2008/12/18


「月華の剣士」に登場する一条あかりをピンキーで作ろう!
 
前回、ネスを作ってから以降も何体か改造してみた。
そろそろ慣れてきたので、一番作りたいものに取りかかってもいいんじゃないだろうか。





これは、ユージンの「カプセルフィギュア SRシリーズ SNKギャルズコレクション」です。
右の青が1Pカラーで、左の赤が2Pカラー。
というわけで、この二つをナイフでバラして、涙を呑んで使いまわそう。
頭や顔、手足はピンキーのパーツで自作しよう!





一条あかりの特徴と言えば・・・
・立派なアホ毛
・変な改造巫女さん服
・半ズボン
・上げ底の下駄





で、フィギュアをバラすとこんな感じになる。
何で半ズボンまで外せるのかさっぱりわからん!ダメでしょ!
 
あと、右手に御幣(ごへい)を持ってる。
大極図の模様の丸い足場もついてるよ。





まずは上半身のパーツから、首のでっぱりをデザインナイフで切り落とす。
次に、2.5mのピンバイスドリルで、首をさすための穴を開ける。





右腕、左腕をそれぞれ切り落とし、ピンキーの腕をとりつける。
腕と袖に0.9mの穴をピンバイスで開け、同じ太さの真鍮線を指して補強する。





髪の毛を作ろう。
髪型の感じが近い、このタイプの前頭部、後頭部を使う。
 
色は最終的にスプレーで塗るので、今は気にしない。
あと、とりあえず顔は適当なものを使ってる。





前髪にパテを盛る
なんか、うんこっぽい!
 
同じキャラを2体ぶん作るので、同じ風に盛らないといけない。





左、前頭部
パテが固まったら棒ヤスリで削り、紙ヤスリで整える。
あと、アホ毛もパテで作った。
最後に頭に刺すので、真鍮線も通しておいた。
 
右、後頭部
ポニーテールを取り付ける予定。
髪の毛のパーツが、裾のあたりがかなりふわっとしていたので
けずって丸くする。





ヤスリで綺麗に磨けたか確認するため、サーフェイサーを噴く。
足りていなかったら、再度パテを盛り、固まるのを待ち、それから削りなおす。
2回繰り返したあたりで綺麗になった。
というわけで、それぞれ青と赤で塗装する。
 
途中、強く持ちすぎて左端の毛が折れた・・・接着剤でくっつけた・・・





一旦、頭と体をくっつけてバランスを見てみる。
足はとりあえず余っているものを使った。
髪の毛はこんな感じで良さそう。
 
何か、手が長い・・・!
というわけで、手は半分くらいの長さで切り落として、つなぎ直した。





御幣を持つ手と棒をナイフで切り離す。
棒と手にピンバイスで穴を開け、真鍮線を通し、しっかりと棒を持たせた。
接着剤だけだと、簡単に取れるだろうし。





足を作ろう。
素足、くつした、下駄、といった感じに足を作りたかったけど
ピンキーには裸足らしい裸足のパーツがないので作る。
 
ハイヒールのパーツを使いまわすことにした。
黒のスパッツの方は、紙ヤスリでけずって色を落とす。
けずるのが大変なので、片足ずつ切り離す。





足の裏にパテを盛る。
固まったら、けずって下駄っぽく整えていく。
 
棒ヤスリや紙ヤスリだと、幅の狭い箇所のけずりができなくて困っていたけど
サランラップについているカッターを使うとうまく出来た。
これは素晴らしい。





サーフェイサーを噴いて、でこぼこがないか確認する。
少し段差がある所にパテを盛り、再度削りなおしを3回繰り返した。
 
肌色部分にマスキングテープを貼り、靴下部を白く塗装する。
 
スプレーは100円ショップのスプレーを使っているけど、
白色がとにかく水っぽい。
と思ってミスターカラーの白色を使ってみたけど、同じく水っぽかった。
白はそういうものなのかもしれない。





白く塗装した靴下部分をマスキングテープで隠し、
下駄の色の黒色でスプレーする。
 
かわいたらマスキングテープを剥がしてみる。
思ったより綺麗に白色が出ていて良かった。





4本全部をスプレーしてみた。
下駄が黒いぶん、白が目立って良かった。
 
この4本の足、支えなしで立てられます。





下駄の鼻緒の部分をどうするか迷った。
パテを盛って、少し削って、赤で塗装して・・・面倒だ。
 
というわけで、コピー用紙を絵の具で赤く塗り、
短冊状に小さくハサミで切り、接着剤で貼り付けた。
即席だけど、見た目もそこそこ良い風に見えなくも無い。






2体同時進行なので、4本ぶんの足を作らないといけなくて・・・
なんとか鼻緒は完成。
それっぽく見えればOK。
 
黒のスパッツの方の下半身は、いくらけずっても半分くらいしか
色を落とせなくてみっともないので、絵の具で黒く塗りつぶしました。
半ズボンで隠れるので、適当で良し。





フィギュアから切り取ったポニーテール。
 
後頭部と連結させる場所にパテを盛り、
穴を開け、真鍮線を通す。





左、塗装中
1Pカラーの青、2Pカラーの赤で塗装する。
真ん中のリボンを残してマスキングテープを貼り、塗装。
 
右、完成品
髪の色とリボンで色がわかれている。
 
わかりやすく青、赤と書いたけど、ちょうど良い色を使いたかったので
1Pカラーには、ミスターカラーのパープル(紫)
2Pカラーには、100円ショップのレッド
リボンには、100円ショップの蛍光レッドを使用した。
 
 
これで各パーツの作成と塗装は終わり。
あとは組み立てるだけだ。



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